さて、6/6はヴィーナス・トランシット、金星の日面通過がありますが、
水星による日面通過もあります。
また、今年、2012年は、木星蝕、金星蝕もあるとのことで、
占星術的にも、とても気になります!
少し、メモしておきたいと思います。
(画像は全てウィキペディアより)
最近では、2006年11月09日で、米国西海岸、カナダ、ニュージーランド、
オーストラリア南部、南太平洋の島々などで見られたそうです。
次に起こるのは2016年5/9ですが、日本では夜。
日本で見られるのは2032年11/11になるそうです。
水星の太陽面通過は100年に13~14回だそうです。
見られるチャンス自体はけっこう多いほうなのですね。
水星は88日で太陽の周りを1周しますが、軌道が傾いているので、
太陽と水星、地球が一直線上に並ぶのは珍しいとのこと。
これはもう明後日、6/6になりますね!
日面通過が起きる間隔は、243年!の周期だそうです。
8年をおいて2回のペアになって起きた後、
121.5年と、105.5年と、長い空白期間があるそうです。
2004年の前で、最後に起きた金星の日面通過のペアは
1874年12月と1882年12月だったそうです。
次は2117年12/11、ほぼ全員が見れることはないのですね。
日々、ホロスコープを見ていると、馴染んだもののように勘違いしてしまいますが、
やはり太陽系というのは、壮大だな、と思わされます。
【金星】 金星蝕
2012年8/14、月の後ろに金星が隠れて起こる現象。
日本でも、ほぼ全国で、肉眼で見ることができるそうです。
次回は、2063年5/31となるそうです。51年後ですね…!
【木星】 木星蝕
月の後ろに木星が隠れる、木星蝕。
これも今年、2012年7/15に見ることができます。
前回は1994年12/30日に、昼間の月に隠される現象が観測されているとのこと。
今回は、夜の月に隠される現象なのだそうで、
眼の良い方なら肉眼でも見ることができるそうですよ!
これは1983年4/30日以来、約30年ぶりになるそうです。
* * * * *
と、簡単にメモしてみました。
今年起こる順番としては、
6/6 金星の日面通過(ヴィーナス・トランシット)
7/15 木星蝕
8/14 金星蝕
という順番になりますね、すごく豪華なエントリーです。
ちなみに、地球からは、水星と金星の日面通過だけですが、
土星や冥王星から見た木星の日面通過、なども見られる(?)そうです。
理屈では当然ありえることなのですが、普段は思いもよらないので、
普段とは視点が変わって、面白いですね。
*
地球から見られる蝕は、ホロスコープでは合やオポジションとなりますね。
ホロスコープでは、一般的には、2Dで天体の動きを捉えますから、
実際の蝕よりは、合・オポジションのほうが、回数が多くなるわけですね。
より厳密に見るなら、こうした蝕のほうが、影響…といいますか、
「世の中や個人に起こる出来事」と、「天体の動き」の、シンクロニシティ、
これは大きくなるはずで、それを考慮することもよくあります。
日蝕や月蝕が見られる地域や、そこに住む人に影響が大きい、
と言われるのは、そういうことですね。
実際に、どのぐらい影響が強くなるのかは、ホロスコープの中では、
他のたくさんの要素との混合の中での読みわけになりますが。
●6/6 金星の日面通過(ヴィーナス・トランシット)
・双子座・乙女座・射手座・魚座の13~19度あたりに天体があるかた
・チャートの中で、太陽・金星がアングルのルーラーとなっているなど、
より重要な天体となっているかた
は、影響が強そうです。
●7/15 木星蝕
・双子座・乙女座・射手座・魚座の4~10度あたりに重要な天体があるかた
・牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座の4~10度あたりに重要な天体があるかた
は、影響が強そうですね。
8/14 金星蝕
・牡羊座・蟹座・天秤座・山羊座の3~9度あたりに重要な天体があるかた
は、影響が強そうです。
実際の空と、ホロスコープを眺めながら、
それぞれは、また詳しく見て行きたいな、と思っています。
楽しみですね。