進退をうまく選ぶには

タロットカードでも、占星術でもそうですが、自分のことを読むのって、
けっこう難しいんですよね。

客観的に読めなくて、つい都合良く読んでしまったり、
私情が入り込んで、大局的な視点や、直観力が鈍り、偏りがちになります。

でも、一呼吸置いて、「誰か知らない人のを読んでいる」という
気持ちに切り替えると、うまく読むことができます。

これは、鑑定だけじゃなくて、普段の生活でも、そのまま当てはめて
使える方法だと思うのです。

「~~と言う状況で、○○○○という点で、どうしたらいいか、
 悩んでいる、女性/男性がいる」

というふうに、自分の状況に、距離を置いてみると、
とても冷静で、客観的に考えることができると思いますがどうでしょうか?

今日は、アメリカのプロ野球で活躍しているイチロー選手が、マリナーズから
ニューヨークヤンキースに移籍したというニュースが飛び込んできましたね。

単なる野球選手というより、人として、尊敬している人も多いと思います。

今の、大きな転換を迎える人が、とても多い時期の中で、
イチロー選手も、さらに大きなステップアップとして選んだ選択だったのでしょうね。

マリナーズとの契約が切れる時期で、かなり考えたはずだと思います。

今、同じように、何か変化の選択を迫られている状況にあったら、
イチロー選手と同じように、ステップアップとしての前進、という視点で、
行き先を考えるといいのではないか、と思います。

うまく行く場合、自分を客観的に見ることができている場合が、とても多いと思います。
イチロー選手も、試合中も、人生としての進路も、俯瞰して見る能力に優れていると感じますね。

目の前だけではなく、周囲の状況と、自分の特性、
時間的にも、長く、大きな視点で見て、自分はどうしたいのか

占星術やタロットも、チャートやカードという、自分以外のものに、
自分を映しこんで、客観的に自分を見ることができるので、本来、
俯瞰するのにも、とても優れている方法だと思います。

特に、占星術は、時期的な流れが、とてもよく出てくるので、
方向性は決めやすいな、と思います。

単に運に従うというよりも、自分の中で感じている、
自分が従ってゆきたい方向や、目標と、そういう運が合っているのか

そんなふうに、自分の感覚を、いちど俯瞰的に見てみる方法のひとつとして、
どんどん使って行きたいな、と思いますね。

タロットは、そういう、本来の運と、今の状態のズレの確認には、
特に優れているなと思います。

自分をうまく俯瞰しながら、選択をしていって、イチロー選手の活躍と同じように、
自分自身の選択と、その結果を、楽しみにしてゆきたい、

そんな今日この頃の運勢かな、と思いますね。
 

「Fool」について

前の記事に続いて、トートタロットについて、少し書きたいと思います。

ゴールデンドーン系統の知識があったり、それを背景に、タロットをきちんと学んだかたは判っていることですが、よく見受けることで、気になっていたことがあります。

ずいぶん、濃い話題なのですが、タロットや、他の本格的な鑑定方法に興味がある方は、ぜひ一度読んでいただきたいな、と思う話です。
 
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